ホェールウォッチング

ホエールウォッチング

●料金とスケジュール

*対象年齢  5歳~80歳
*参加条件  健康で船酔いをしない方。
ホエールウォッチングの映像はYouTube(あなたの清)をご覧下さい。

ホエールウオッチング1回(約2時間30分) ¥7,700(税込)一回

1DAY ホエールウオッチング(約5時間30分・10時20分~15時50分) ¥17,600(税込)
一回

時間 ホエールウォッチングのみ<基本コース>
10:20~12:50 ホエールウォッチング1回目
12:50~13:20 休憩&昼食
13:20~15:50 ホエールウォッチング2回目

2ダイブ+ホエールウオッチング:¥19,800(税込)

時間 ダイビングのみ ダイビング+WW
8:45~10:30 1DIVE目 1DIVE目
12:50~13:20 休憩&昼食 ホエールウォッチング
13:20~14:30または15:00 休憩&昼食
14:30または15:00 2DIVE目 2DIVE目

ホエールウオッチング&ボートシュノーケリング《欲張りコンボプラン》
(約5時間30分・10時20分~15時50分) 大人¥14,300(税込) 子供¥12,100(税込)一回

時間 ホエールウォッチング&ボートシュノーケリング
10:20~12:50 ホエールウォッチング
12:50~14:00 休憩&昼食
14:00~15:50 ボートシュノーケル
*午前に展望台より鯨が確認出来ない場合は、午前ボートシュノーケル、午後(13:20)ホエールウオッチングになります。尚、波が高く鯨が確認出来ない場合は、ボートシュノーケルのみの催行になります。利用はボートシュノーケルの料金になります。 *那覇から日帰りの方はご相談下さい。

サンライズ、サンセット(7:45~9:45)、(16:30~18:30)/(2時間)\ 8,800 (税込)

サンライズ▶ サンライズ  サンセット▶サンライズ

To International Visitors for Whale Watching Tour (weekdays only)

We are now welcoming international visitors for our whale watching tours from January to March. Please contact us by email at anakiyo.whale@gmail.com for the reservation and any questions.

Time Plan Price
10:20~12:50 1st Whale Watching (2hours) ¥7,700 (inc. tax) ¥17,600 (inc. tax)
1DAY
(*From 8 person~)
12:50~13:20 Lunch Break
13:20~15:50 2nd Whale Watching (2hours) ¥7,700 (inc. tax)

*We accept age 5-80 years and healthy person who doesn't get seasickness.
Reservation Email: anakiyo.whale@gmail.com

清の37年の思い 「あきちゃびよ?」から「ちむがなさん」

「あきちゃびよ?!」。37年前の1985年春、当時まだ髪がフサフサだった頃の私が、ザトウクジラと初めて出会った時に叫んだ第一声である。島言葉で「凄い!」という意味で、その時の感動は今も忘れられない。その大きさと迫力に一瞬で虜になった。
それから毎日のように、小舟でカメラを片手に、海の恋人に会うような気持ちで出かけていった。私はクジラに恋をしたのだ。もっと近くで見たい、迫力のある写真を撮りたい、クジラが好きで好きでたまらない。冬になるとそわそわワクワクし、朝から夕方までクジラを追いかけ、写真集を出版するほどのめりこんだ。
慶良間海域がザトウクジラの重要な繁殖海域だということが分かり、1991年に座間味村ホエールウォッチング協会が設立され、観光業としてのホエールウォッチングが本格化した。『クジラに優しいホエールウォッチング』を理念に掲げ、鯨の行動を妨げず、繁殖海域の保護、母クジラが安心して子育てができる環境保全を目指した自主ルールが作られた。
当然、私も中心メンバーとなって協会を立ち上げ、自主ルールの重要性もよく理解していた。ところが、いざ海に出てクジラを見つけると、興奮して理性がふっ飛び、お客さんに近くでクジラを見せたい、カメラで撮らせてあげたい、自分自身ももっと迫力のある写真を撮りたいという欲望が頭をもたげてくるのだ。たびたび展望台や仲間のウォッチング船に注意され、喧嘩になることもあった。反省もした。逆に注意することもあった。大好きなクジラに対する保護と欲望の狭間でいつも葛藤の毎日だった。
そんな中、ザトウクジラの個体識別(ID)調査が始まり、クジラに愛称をつけるようになった。尾ビレにZ模様のある『ゼット』は、もう30年前からの常連だ。暴れん坊のオスで、メイティングポッドで暴れまくるが恋はなかなか成就しない。『んぼーちゃん』はデージマギー(とても大きい)オス。大迫力のブリーチやテールスラップを見せてくれる。毎年の再会が楽しみになった。しかし、姿を見せなくなったクジラもいる。「来年も座間味に帰ってきてくれるよう」、自ずとクジラに接する気持ちが優しくなった。それは、他の船長達も一緒だった。みんなが自主ルールを守り、無理に近づかなくなった。急旋回や急加速をせず、長年の経験と勘でクジラの行動を読み、穏やかな操船をするようになった。すると、あきちゃびよ?、逆にクジラの方から寄ってくる「たっくわり」が増えたのだ。
「たっくわり」は島言葉で「くっつく」の意味で、今や、ブリーチよりも大興奮する座間味のホエールウォッチングの特色だ。クジラとの信頼関係が築けたことで、船が一定の距離を保って停止したり穏やかな操船をすると、クジラの方から寄ってくるのだ。特にフレンドリーなのが、メスの『たっちゃん』。船の真下で顔を下にしてピタッと寄り添ってきたり、スパイホップして水面から顔を出して船上の人を見る。同じくメスの『ゴロ?ちゃん』は船の周りでお腹を上にして水面でゴロゴロする。メイティング中のメスがオスから逃げるように船にベタベタ寄ってくることもある。船を同じ仲間のように思ってもらえたようで、最高にうれしくなる。人もクジラも平和で楽しいひとときだ。「たっくわり」は、すったもんだしながらも30年以上、座間味のみんなで一丸となって地道に守り抜いてきた「クジラにやさしいウォッチング」の賜物だと、誇りに思っている。未来に残したい光景だ。
しかし、10年ほど前から近隣の他の海域でホエールウォッチングが急激に増え、ホエールスイムが行われるようになるにつれ、「たっくわり」やスパイホップなどの行動がだんだんと減少し、クジラの行動が複雑化して、予測不可能な行動や船を避けるような行動も見られるようになった。座間味のクジラにやさしい自主ルールの適用海域10マイル(18km)以内においても、その問題が今、押し寄せてきている。
そんな心配の最中、1月30日に行われたJWDC日本クジライルカウォッチング協議会シンポジウムの基調講演で、写真家でジャーナリストの水口博也氏は、(メモ書き)「世界の多くの論文が科学的根拠を持って、ホエールスイムはクジラの生態や環境に大きく影響があると訴えている」と明言された。論文によると、「船や人が近づいてクジラが行動を変えれば、ハラスメントがあったと定義』『船から人が水に入った時90%近くクジラが行動を変えた」「親子クジラの授乳や休息時間が減り、繁殖率に影響」「繁殖海域で母クジラはほとんど食べることなく授乳を続けるため、エネルギーを節約して休息時間もたっぷり取りたいが、船や遊泳者の接近によって、不用意に泳いだり、スピードアップしたり、必要以上に潜らなければならない影響が非常に懸念される」とのこと。「そこに愛があるのであれば、スイムはやめませんか」と。
また、SNSでクジラに接近した迫力のある写真や動画をアップする事で、周りの人に「もっと迫力のある写真や映像を撮らそうと思わせてしまう魔物になる」「クジラを愛するという本来の行為から相当に歪んだ姿」だとお話された。私自身チムアタイして(心にささる)、反省すべきこともいっぱいあり、いろいろと勉強になった。
今年も、座間味の海には、胸ビレの白い『ホワイトレディ』が子どもを連れて帰ってきた。この海を信じ、10年前から同じ場所で子育てをしている。慶良間海域は、ザトウクジラの聖地だ。この大好きなクジラたちの『ゆりかご』を未来へ守りたい。今、沖縄県内でもホエールスイムが問題になっているが、私たちは、もう一度原点に戻り、クジラたちがこの海に何をしに帰って来るのかを考えたい。クジラの未来を考えなければ、私たちの未来もない。WWにとってのSDGsとは?とるべき行動は?私たちに出来ることは何か?...。今でも、クジラに会う時は初恋のデートのように心踊る。だが、私の恋心は「ちむがなさん(愛する心)」に変わっている。私にも孫ができた。愛する孫のためにも、いつまでもこの海がクジラたちにとって安心して繁殖活動できる故郷の海であるよう、子や孫、次の世代にバトンタッチができるよう取り組みたい。
水口博也氏の基調講演の骨子をご一読されたい方は下記URLからご覧頂けます。
→http://jwdc2014.wix.com/jwdc
真の愛がある方は是非お読み下さい。
『そこに愛はあるんか?!!!あ?い?が?いち?ばん?♪キヨフル?』   
2023/2/1 宮城 清

★☆ホエールウオッチングツアー参加を予定している方へ 新型コロナ感染予防対策のお願い

座間味島海域にホエールウオッチングをご計画の皆さん、以下を参考にして参加していたた゛けれは゛と考えています。なお、さらに詳しい注意事項、疑問や不安事項につきましては、必す゛予約時や参加時に事業者、船長、スタッフにご確認ください。
[乗船者に必要と想定される留意事項など]
○乗船日に在住地域で緊急事態宣言が発せられている、あるいはそれに近い状況の場合、参加自粛をお願いいたします。
○乗船には事前に予約を行う。
○乗船前に必ず手の消毒をする。
○自分や子どもの体調をチェック(特に発熱)
○うつさない・うつされないための行動
○船上や受付場所では、原則として飲食や不要な会話を自粛
○家族の分も含め、ゴミや持ち物などは全て必ず管理し、持ち帰る。
○上記を含め、安全や衛生上のルールの遵守

具体例
・乗船前にまずは船会社に連絡をし留意事項や条件などを確認のうえ予約する・閉鎖空間での密集を避けるため船室は使用せず、防寒と防水対策をしっかりと・たとえ乗船直前でも、体調不良なら迷わずキャンセルを(これは通常も同じ) ・受付から下船までマスクは必ず着用 (ただし船酔い時などは臨機応変に)、こまめに手洗い or 消毒・スムーズな受付処理のため、乗船料はつり銭のないように用意。又はキャッシュレスで・全ての場面で、他者との距離を置き、譲り合ってスムーズに・予約?下船まで“安全や防疫上必要”として発せられた船長/スタッフの指示には必ず従う・子供を連れて乗船の場合、他の乗客とトラブルを起こさないよう目を離さない・船上での飲み食いは原則として自粛。 (ゴミを出さない、感染防止などのため。ただし船酔い時はこれを適用しない)
・個人物、特にゴミ、マスクや使用した嘔吐袋は忘れずに持ち帰り、自分で適切に処理
・カッパ、防寒着などはできれば借りずに自分で用意する。

           ********* 双方共通の留意事項 *********

・受付や船上で密集しないよう、互いに配慮する。
・お金のやりとりや、船~待合所の移動は、順番を守り譲り合って。
・カッパなどの共通使用物は極力なくすか、使い切りとする。

           ************* 最 後 に *************
来年も再来年もイルカ、クジラとの出会いを楽しむには、今この時にウォッチングに関わる皆様のご理解とご協力が不可欠です。 みんなで力を合わせ、この嵐を乗り越えましょう!
                          姫鯨 船長 宮城 清

ホエールウォッチングのシーズナリティ

12月:ザトウクジラが座間味近海に帰ってきて初回に確認される時期。年によるが、発見される日が少ないので、ホエールウォッチング以外にも目的をもって、会えればラッキーかなぐらいの気持ちで来ればいいかも…12月末頃から発見される日も多くなる。

1月:ザトウクジラの確認数は増える。上旬に比べると下旬の方が頭数は多い。寒波の襲来が多く出航率がまだ低いので、クジラに会いたい人は長めの滞在が望ましい。でも会えれば船もウォッチャーもまだ少ない時期なので、じっくり楽しめる。
できれば4~5泊ぐらいが望ましい。

2月:ザトウクジラの数はかなり増えピークに達する。天候が良ければほぼ毎日発見される。問題は天気! 海が荒れやすく、晴れる日が少ない年もある。
クジラは波や天気が気にならないので、波が4mあっても遊んでいる。なのでクジラはいるけど波が高すぎてクジラのいるところまで行けないということがたびたび・・・ だが、天気が良く、波がなければ最高のウォッチングができる。
天候のことを考えると3~4泊ぐらいが望ましい。

3月:天候は2月に比べるとやや安定し始める。上旬はクジラの数も多く、陽気の中で楽しいウォッチングが期待できる。下旬は天候はまずまず安定するがザトウクジラが北へ出発し始め数が減ってくるので、天気はいいのにクジラが少ない・・・という日も。
3月上旬なら2~3泊がGood。

4月:天気はOK。でもクジラはほとんど出発し、親子クジラか単独の雄が残っている。12月同様にホエールウォッチング以外の目的&もしクジラがいたら・・・、ぐらいの気持ちで。

ホエールウォッチングの服装や準備

1.防寒・防水
沖縄の冬は思っているより寒く、船上は風が強くますます寒いので、かなり暖かい服装が必要。最寒日には、スキー場の格好でいいぐらい。
<例>  上:ウィンドブレーカー+トレーナー+Tシャツ  下:(ナイロンパンツ)+長ズボン+靴下 天気がさえない日が多く、小雨が降りやすいのと、波しぶきがかかるので防水具は必要。出来れば上下。 濡れずにウォッチングは難しいと言っても過言ではない…

2.カメラ/ビデオ/双眼鏡
船は揺れるので三脚は使えない。カメラ/ビデオも防水が必要なので、ナイロン袋やラップで小雨、波しぶきのカバーをしておくと良い。 双眼鏡は展望台に持っていくとクジラがみれるかも… ただ船からは揺れもあるので使いづらい。

3.船酔い
シーズン中、波の高さは2m以上ある日が多い。波のない日は少ないので、ケラマでは揺れないウォッチングは難しい。船酔いが心配なら、酔い止めを飲んだほうがいい。

クジラ三昧ホエールウォッチング

座間味島のあなたの清でのホエールウォッチングは、
・クジラの写真、映像を撮りたい人
・クジラが大好きな人
・クジラとずっと一緒にいたい人
・観光でのホエールウォッチングでは飽き足らない人

そんな皆様のためのクジラ三昧のホエールウォッチングです。

クジラ三昧

座間味で生まれ、ケラマの海で育った島人(船長、ガイド、写真家)あなたの清こと宮城 清はザトウクジラが沖縄座間味島に現れた30年前からクジラを追い続け、生態や行動などを調査してきました。

クジラのカメラマンとしても毎年来島するクジラ達を撮り続け、多くの雑誌やテレビ局などへ写真や映像を提供しています。またアラスカでもザトウクジラの撮影を行い、写真集も出版しておりますのでクジラの事やカメラのことならお任せください。

沖縄でのホエールウォッチングの第一人者でもあり、まさに元祖!鯨達人です。

クジラ三昧2

◎他のホエールウォッチング船とはここ↓が違う!
1.船長(宮城 清)、ガイド、ゲストがクジラ大好きである。
2.船長が長年(30年以上)クジラを追い続けているのでクジラの行動が読める。
3.船長がカメラマンでもあるのでクジラの写真を撮る人にはその人のカメラ目線で操船してくれる。
4.船長、スタッフ自らが朝、展望台に上りクジラを探し出航する。(ホエールウォッチッグ協会からも情報をもらえる。)
5.出航後は大海原(水平線)にいるクジラの潮吹き(ブロー)を船長の野生の視力(6.0?)で見つける。(とにかく船長の目がスゴイ!)
6.秘密兵器1(水中マイク)で水中でクジラの声(歌っている様に聞こえるので「ソング」とも言う)を聞く事が出来る。
7.秘密兵器2(水中箱メガネ&水中丸メガネ)座間味のクジラはとてもフレンドリーなのでボートのしたをくぐったり、ボートに引っ付いたりするのでその時に水中箱、丸メガネで水中を泳ぐクジラの姿を見たり、デジカメで写真を撮る事が出来る。運が良ければクジラと目と目が合うかも!
8.たくさんのクジラの写真や映像があるので、夜はショップのクラブハウスで泡盛を飲みながら(無料です!)それらを楽しむ事が出来る。昼も夜もクジラ三昧!
9.そして、クジラ遭遇率100%、クジラ感動率200%である。
10.クジラと一緒に記念撮影もしくはその日に観たクジラの写真をプレゼント。

クジラ三昧3

ザトウクジラの撮影

・ザトウクジラのアクロバティックな行動を撮影しよう!

ザトウクジラはクジラの中でも最も活発な動きを見せます。
オスがメスに対して自分の力を誇示するために行うブリーチと呼ばれる行動は非常に雄大で見る者を魅了し圧倒します。他にもたくさんのパフォーマンスを行いますので色々なクジラのシーンをカメラに収める事が出来ます。
そしてもう一つのお勧めは朝日、夕日をバックにザトウクジラを入れてシャッターを切る、なかなか条件(天気、波、クジラ)が合わないと厳しいですが、カメラマンとしては是非撮りたい風景ですね!
そのシャッターチャンスをお手伝いするのが、30年以上クジラ達を撮り続けている島人、ホエールカメラマン「あなたの清」こと宮城清がザトウクジラの撮影方法をアドバイスします。
船長がカメラマンなので、船の操船やガイドもカメラマン目線。背景や時間、海の光の具合、クジラの行動パターンなど様々場合に応じての写真撮影が出来るのも宮城清船長の長年の経験を活かした賜物である。まさにクジラ達人である。

船長

ザトウクジラの行動パターン

1.Blow(ブロウ)
噴気、呼吸のため、水面に浮上した時に息を吐く行動。白い霧状で3~5mも吹き上がる。写真を撮るには朝早い時間に島をバックに撮るとブロウがハッキリしてとてもキレイ。
(ブロウは浮上して6回ほど行うのでその時がチャンス)

ブロウ

2.Fluke-Up(フルークアップ)
何度かブロウを繰り返した後、テールを水面上に高く上げて潜る行動。
その時に尾ビレから流れ出る海水を入れて撮るのもGood。
(尾ビレの模様がクジラによって全て違う、ザトウクジラの基本ショット)

フルークアップ

3.Pec-Slap(ペックスラップ)
体長の約3分の1の長さがある胸ビレを水面上に出して水面を叩く行動。
リラックスしている時によく行う行動。
(一度行うと何度も繰り返し行う)

ペックスラップ

4.Peduncle-Slap(ペダンクルスラップ)
体の後ろ半分を水面上に出し、横向きに水面に叩きつける行動。
(突然行う行動でシャッターを切るタイミングがなかなか難しい)

ペダンクルスラップ

5.Head-Slap(ヘッドスラップ)
体の上半身を水面上に跳び上がるように出してそのまま前方にあごから倒れ込む様に水面を叩き付ける行動。
是非狙ってほしいショットである。
(一度行うと6回ほど行うのでシャッターチャンスあり)

ヘッドスラップ

6.Tail-Slap(テールスラップ)
海面近くで逆立ちをするかのように尾ビレを空高く上げ、力一杯水面に叩き付ける行動。
(10回以上も連続して行うのでぜひ撮ってほしいカットです)

テールスラップ

7.Spy-Hop(スパイホップ)
顔を水面にニョきっと出し、周りを見回す行動。
ゲストの方でクジラと目が合った人もいらっしゃいますよ~。珍しい行動なので遭遇できたらラッキー。
(ボートの近くでスローモーションようにゆっくり行うので撮りやすい)

スパイホップ

8.Breach(ブリーチ)
クジラの中でもよくジャンプするザトウクジラ。13m、30トンの巨体が水面上に跳び上がり、語らダの上半分から時には全身を水面上に出す大迫力な行動。
是非撮ってほしいショットである。
(一度ブリーチを始めたら何度も繰り返し行う)

ブリーチ

9.夕日とクジラ
夕日をバックにクジラを入れて是非シャッターを切ってほしい。
(天気、波、クジラなどの条件が合わないと撮れないカットである)

夕日とクジラ

10.水中のザトウクジラ
座間味島のザトウクジラはとてもフレンドリーでボートに引っ付いたりするので、その時にボートの縁からハウジングに入れたデジカメを入れて撮る。または水中カメラで撮る。
(なかなか撮れないカットなので撮れたらラッキー)

水中のザトウクジラ

注意事項
・撮影器材:カメラが一眼レフの場合、レンズは望遠300mm、中望遠~望遠80~200mm、広角~中望遠28~70mmのいずれかがよいと思います。
・日焼け対策:船の上は頭上からの太陽と海の反射がきついため、眩しくてかなり日に焼けますので、帽子やサングラス、日焼け止めを用意される事をお勧めします。
・船酔い対策:海況によっては船がかなり揺れますので、酔い止めの薬を持参することをお勧めします。
・カメラのバッテリーやメモリーカードなどは島では入手出来ませんので、ご注意ください。
・クジラの撮影時には波飛沫が掛かることがありますので、カメラが濡れないよう各自で対策をしてください。

座間味のザトウクジラはとてもフレンドリー

クジラの聖地、沖縄ケラマ諸島の座間味島にザトウクジラが帰って来て30年以上が経ちました。
年々頭数も増え、250頭のザトウクジラが帰ってきました。近年ではクジラ達もボートに馴れて船のエンジンをニュートラルにするとクジラ達からボートに近づいて来て、リラックスした状態でボートの側を泳いだり、ボートの下をくぐったり、お腹を上にして泳いだり、頭を水面に出したりと、私達人間が逆にウォッチングされています。

是非、あなたもクジラ達にウォッチングされて見ませんか?
クジラ達と近くで遭遇したら感動間違いなし!!運が良ければ箱メガネで水中を泳いでいるザトウクジラを観ることが出来ます。

フレンドリー1

ザトウクジラがボートの下でホバーリングした場合

水中のザトウクジラをデジカメ(ハウジング付)や棒カメラで撮ろう!

撮影

(使用カメラ・FINEPIX F80EXR+ハウジング、GOPRO)
※あくまで全てのザトウクジラがボートに引っ付く訳ではありませんので、あらかじめご理解の上ご参加ください。
※ケラマ諸島では座間味村ホエールウォッチング協会の自主ルールで以下の通り定めています。
1.ボートはクジラの100m以内に近づかない。
2.クジラからボートに近づいてきた時にはエンジンをニュートラルにする。
3.シュノーケルやスキューバダイビングでの水中ウォッチングは禁止。